鎌倉芸術館にシャンソンを聞きに行って来ました。ふだんほとんどシャンソンを聞くことはないのですが、ご招待チケットをいただいたもので。
　「パリにて」「私の回転木馬」「幸せを売る男」「セ・シ・ボン」など有名な曲ばかりだったようですが、私には聞いたことあるようなないような。バックグランドミュージックなどで、たぶんどこかで聞いているのかもしれません。何となく知っているみたいな感じでした。
　驚いたのは「マイウエイ」がシャンソンだったこと。今ではおじさんたちが日本語にしてカラオケで歌ったり結婚式で歌ったりしているけれど、本当はアダモの歌うフランスの歌だったそうです。それも「Comme d'habitude」（いつものとおり）という題名の不和なカップルを描く悲しい歌。今まではあまり好きな歌ではありませんでしたが、フランス語で聞くと憂いのあるいい曲でした。
　フランスが好きで、自称フランスかぶれの私ですが、食べ物やワインばかりでなく、これからはちゃんと歌も聞こうと思いました。エディット・ピアフと越路吹雪とミッシェル・ポルナレフしか知らないというのではだめですね。今年は久しぶりにフランスに行くつもりです。